種が土に環る、根ばかりが張り出す…とても意味深な内容のブログを読みちょっとショックを受けてます。反論と言うかポジション的に若干の見解の相違を感じる部分もありますのでサウンド作りの立ち位置から書かせて戴こうと思います。アーティストさんにとって完成した曲は花や実と言う事になります。花や実を付ける為にはしっかりとした幹や枝、葉となるアーティストさん自身の努力(ヴォイストレーニングや作曲、作詞の勉強等)やスタッフの協力が必要です。更にそれらの基本になるものが根っこの部分で私はここを最も重視してアーティストさんと向き合ってます。シンプルに表現するとアーティストさんの才能、モチベーション、礼儀作法を含めて人間性…しっかりと根を張って無ければ花が咲く前に枝や葉は枯れてしまいます。役者や民謡などの芸能に於いては子役に対しては、才能が種だ!と言う場合もありますが、オーディションを通過して私がかかわらせて頂く事になる方々は既に根が張っているものとして対しますしスキルに併せて製作スケジュール等を提供しています。申し訳ないのですがその際には相手の経歴やらは一切考慮しません。医療関係
者だからとか海外留学で高度な知識を学んでいる方が歌うからと言ってリスナーが共感して聴いてくれる訳では無いし危険地帯での経験は本人にとっては成長の糧かもしれないけど私はひとつの「売り」には使えないと思います。ならばファミレスやコンビニの店員さんだろうが山の中のホテルで狸の相手をしてようが地中の中でしっかりと張り巡らされて色々な方向から太陽に向かって伸び上がってく図太い根っこ達に、私は水を与え続けたいです。要はアーティストさんの音楽に対する情熱のみ…これがファンやリスナーからの共感を受けるのに必要なスキルじゃないでしょうか?