本田ブログの中にある単価意識に関して私も一言有りますので今回書きます。別に金の事をうんぬん言う訳では無く、アーティストさん達も知って於いて損は無い製作コストのお話です。ヴォイストレーニングやストレッチ等フィジカル面でのジムに通うとかは各個人の裁量があるのでコストには含みません。以前担当させて貰ったアーティストのデモ音源二曲を作る際に見積もりされた金額は、作曲、バックグラウンド音源製作、レコーディングにかかるスタジオ作業全般、ボーカルマスタリングまでひっくるめて280万円でした。想像してみてください。君が自分で書いた詞に作曲家に頼んで曲を付けて貰いアレンジャーに持っていく。バンドさんなりディレクターにお願いしてカラオケを作る。それを持ってスタジオに行きレコーディングする。その後に係る経費はスタジオ代やコンソールやらミキサー類のレンタル料金、オペレーターに係る経費…等々が時間単位で計算されます。個人がデモ音源を製作する場合の方法を最大限簡単に説明させて貰いました。アーティストの音源を製作する事のリスクを金銭的な部分からでも御理解いただけますでしょうか?本田ブログで社長
が言いたかった事の理解の足しになりましたでしょうか?私はスタッフとしてネイチャーミュージックのアーティストさん達に係るこうした金銭的や精神的なプレッシャーと言うリスクをいつでも全て被るつもりです。その代償として戴くのはアーティストさんの優しさや真心、音楽に対しての情熱です。頑張りましょうよ!ね。
2010年1月 のアーカイブ
それぞれのコスト意識
2010年1月29日 金曜日拝啓 本田ブログとアーティストの方々様
2010年1月28日 木曜日種が土に環る、根ばかりが張り出す…とても意味深な内容のブログを読みちょっとショックを受けてます。反論と言うかポジション的に若干の見解の相違を感じる部分もありますのでサウンド作りの立ち位置から書かせて戴こうと思います。アーティストさんにとって完成した曲は花や実と言う事になります。花や実を付ける為にはしっかりとした幹や枝、葉となるアーティストさん自身の努力(ヴォイストレーニングや作曲、作詞の勉強等)やスタッフの協力が必要です。更にそれらの基本になるものが根っこの部分で私はここを最も重視してアーティストさんと向き合ってます。シンプルに表現するとアーティストさんの才能、モチベーション、礼儀作法を含めて人間性…しっかりと根を張って無ければ花が咲く前に枝や葉は枯れてしまいます。役者や民謡などの芸能に於いては子役に対しては、才能が種だ!と言う場合もありますが、オーディションを通過して私がかかわらせて頂く事になる方々は既に根が張っているものとして対しますしスキルに併せて製作スケジュール等を提供しています。申し訳ないのですがその際には相手の経歴やらは一切考慮しません。医療関係
者だからとか海外留学で高度な知識を学んでいる方が歌うからと言ってリスナーが共感して聴いてくれる訳では無いし危険地帯での経験は本人にとっては成長の糧かもしれないけど私はひとつの「売り」には使えないと思います。ならばファミレスやコンビニの店員さんだろうが山の中のホテルで狸の相手をしてようが地中の中でしっかりと張り巡らされて色々な方向から太陽に向かって伸び上がってく図太い根っこ達に、私は水を与え続けたいです。要はアーティストさんの音楽に対する情熱のみ…これがファンやリスナーからの共感を受けるのに必要なスキルじゃないでしょうか?
答えの出ない質問
2010年1月23日 土曜日並んでいるのは全て小指の先程のミニチュアです。こんなフォトグラフでジャケット作っても楽しいかな?と思います。前回のラーメン屋さん絡みのブログであえて書かなかったんだけどやっぱり譲れない部分的でもあるから記しておきます。それは「ミュージシャンってラーメン屋さんみたいなもので…」のところですが、あくまでもお客様やリスナーの好みの問題を相手に商売してるって部分のみでの共通点を指してます。評判のラーメン屋の固定客数とヒット曲出したアーティストのファン数は比較にならないしラーメンに対する情熱と曲を作るモチベーションとは比較対象にはやっぱりなり得ないと思います。私事ですが行列が出来ていたり雑誌で星が付いてる店を美味しいなって感じた事が無いんですよね。「食い物が美味しい条件」って刹那的なものだと思います。腹減って食べるなら牛丼でもハンバーガーでもラーメンでも何でも美味い訳だし、逆にどんな高級店であろうと店主や店員が慢心した態度だったり料理が出てくるのが遅かったりと言う要素があればやっぱり駄目だよね。そうした意味でネイチャーミュージックが発信する楽曲やアーティストさん達は刹那的なもの
であってはならないし、創造性や感受性はベクトルの方向が違う特別なものなんだと思います。
企画案件
2010年1月21日 木曜日各アーティストが作詞したり歌を録ったデモを色々と戴いていてそれぞれの感性にキラリと光るものを垣間見る反面、あと一息…の歯がゆさも多々感じると言うのが正直なところです。オーディションの趣向からか楓奈 山音色 櫻木まり 新垣優美 青村優と言った方々は詞に関しては使う言葉や特定のモノに対しての感性がとても似通っている気がします。表現が共通してる、本田ブログで言うところのチームワーク、歌に対しての熱意、ただみんなに共通して言えるのはそれぞれに何かが足りない。ならばそれを補いつつひとまとめにして一曲の中にそれぞれの世界(詞)をちりばめていけないだろうか?と考えました。前記の通りこのメンバーは詞の感性や世界観がとても似ていて、自己表現の方法としても競争しあう事よりも支えあう事で何かを生み出してくれそうな気がします。一つのテーマに沿って競作することで良い意味で競い合う事を自然に行い相互にインスパイアできるかもしれません。各アーティストさんには直接企画の要領をお話し始めていますが今後はこのブログ等でも進行具合を発信していこうと思ってますので皆様アクセスよ
ろしくお願いいたしますね。
のめり込むと言う必要性
2010年1月21日 木曜日山音色さんと詞や曲に関してお話しをしていた時に言われた一言がとても心に残って…と言うよりも眠れなくなるほど引っ掛かってしまったのでそれについて書かせて戴きます。その一言は「〇〇さんは音楽漬けってわけじゃないんですか?」 …漬けって言うとやっぱりあるものに対しての集中して没頭して真剣に取り組む、そんな態度なんだろうなと思いますが、そんな意味から考えて果たして自分はそんな事を言い切れる程真摯に取り組んでるか?…考え出したら遂に悩みとなりました。本田ブログにもあったように膨大に積み上げた部分からほんの一握りの研ぎ澄まされたアイディアを得る…その為にとてつもない努力が必要だ!これは正しいです。でもこれって才能に裏打ちされた血の滲む努力だと思うんです。成功した人の結果としての言葉として私は考えたいです。前回も書いたけど音楽の善し悪し…つまり好み、これは作り手が評価するものでは無いと最近気がつきました。聴いて下さるリスナーが判断するものですよ。いくらプロデューサーサイドが高評化しても売れないものは売れないし…もちろん売れる事が良い音楽って訳でもありません。ただ、いくら精密に
リズムやメロディーを作り込んで細かいハーモニーを作り時間をかけて仕上げても、たまたま鼻歌で浮かんだメロディーに普通の会話の中の一言を乗っけたワンフレーズが聞き手の心に訴えるパワーがあったりするし、そんな感性を大切にしたいなと思ってます。決して音楽漬けに自分を追い込めない言い訳でもありません(笑)こんなんで御理解戴けますか?山音色さん!
